【女性のぺたんこ髪の原因と対策】似合う髪型からふんわりセットのコツやヘアアレンジ

女性に最も多い髪悩みは、ボリューム感の不足したぺたんこ髪です。頭頂部や後頭部、分け目が特にボリューム不足で老けた印象や、疲れた印象に見られてしまうでしょう。もちろん、遺伝的な要素も考えられますが、日頃の生活習慣や頭皮環境の悪化など、あらゆる要因が考えられるのです。
個人によってぺたんこ髪を引き起こす要因に違いがあるため、自分のぺたんこ髪を誘発させている要因を見つけてベストな改善策を見つけましょう。ぺたんこ髪を改善させて、朝からヘアスタイルがバッチリきまるようになれば、ファッションも心から楽しめるでしょう。そんなぺたんこ髪を治すあらゆる面から解説します。

Hidada
久田 篤 監修
発毛診断士

目次

  1. 01ぺたんこ髪になる原因
  2. 02ぺたんこ髪の改善方法
  3. 03ぺたんこ髪をふんわりさせるヘアセット
  4. 04ぺたんこ髪をでも似合う髪型
  5. 05ぺたんこ髪のアレンジ
  6. 06まとめ

ぺたんこ髪になる原因

ぺたんこ髪になる原因は、老化や乱れた食生活などにより、髪が細くなる事にあります。もちろん、遺伝的な要因も絡んでいる場合があるのですが、どんな原因でも見合った対策を講じる事がぺたんこ髪から解放されるチャンスです。

髪が細くなる

髪が細くなる理由はいくつかあげられます。特に多いのが生まれつきや遺伝的な要素でしょう。親や兄弟も髪が細めであれば、自分もそうした遺伝的な要因を持っている可能性が高いため、あらかじめ、ボリュームのあるヘアスタイルにしたり、これ以上、髪を細くしないように頭皮ケアを心がけたりする事が大切です。

老化

人間の髪や肌は加齢とともにツヤやコシがなくなっていきます。これには、成長ホルモンと女性ホルモンの2種類のホルモンが関係しているのです。成長ホルモンは、髪の毛の元になる毛母細胞に働きかけ、じょうぶでコシのある元気な髪を生やす事ができます。
この成長ホルモンが最も活発に分泌されるのが、10代の頃です。20代後半からはぐんと減少するでしょう。さらに、髪のツヤやハリを保つ事ができる女性ホルモンは、出産前後や更年期前後に減少するため、こうした時期には特に髪の元気がなくなりペタンとした髪になりがちです。いずれのホルモン減少も年齢を重ねる事によって減少するため、年齢相応の地肌や髪のケアをしましょう。

ダメージ

毎日の間違ったヘアケアが髪や頭皮にダメージを与えて髪の構造を脆くしているケースがあります。髪のいちばん外側に存在するキューティクルは、髪内部をガードするバリア的な役割を果たします。この守護神のようなキューティクルが無理なブラッシングをしたり、紫外線があたり続けたりする事により剥がれ落ちてしまいます。
そのキューティクルが剥がれ落ちた部分から、髪の芯部に相当するコルテックスが流出してしまうのです。髪の太さやハリ、コシは、キューティクルと、コルテックスで決まってしまうため、間違った髪のお手入れを見直す必要や、紫外線対策をしていく必要があります。

栄養不足

髪は食事によって摂取した栄養から構成されます。髪の成分の殆どがタンパク質ですから良質なタンパク質を摂取する事が髪にとって最も良い栄養の取り方です。ですが、最近は食の欧米化やファストフード主流の生活を送る人が増加しているため、脂肪が多くバランスの悪い食生活に偏りがちです。
そうした食生活は皮脂の分泌を過剰にして頭皮の毛穴を詰まらせて抜け毛やボリュームダウンの要因になります。こうした状況を回避するためにも、卵や肉などの良質なタンパク質中心の食生活を心がけるべきでしょう。
さらには、髪にツヤやコシを出すためのワカメや昆布などに含まれるミネラルや、牡蠣に含まれる亜鉛なども適度に取り入れる事が髪や地肌にとって最も効率良いケアと言えるのです。

ぺたんこ髪の改善方法

ぺたんこ髪の原因がわかったら、自分の原因に合った方法を実施しましょう。いくつか重複しているケースもあるため、改善には時間や手間がかかるかもしれませんが、地道な努力で髪を蘇らせる事ができるのです。

生活習慣

生活習慣を整える事で、ぺたんこ髪が改善される事があります。髪にボリュームを与えようとすると、スタイリングやヘアケアに力を入れるイメージが強いのですが、内側からのケアを心がける事で、ぺたんこ髪が少しずつ改善されて、若々しくハリのある髪になれるでしょう。次のような生活習慣に気をつけながらヘアケアも並行させる事が大切です。

良質な睡眠をとる

髪の成長や、ツヤ、コシを出す作用のある成長ホルモンや女性ホルモンは、睡眠中に分泌されます。しかも、質の良い睡眠でなければ、これらのホルモンの分泌は鈍くなります。良質な睡眠とは、浅い眠りと深い眠りのバランスがとれた睡眠サイクルの事を言います。ですが、育児や社会生活の忙しさから、こうした睡眠をしっかりとれる人は少ないものです。
飲酒する習慣がある人は、夜中頻繁にトイレに起きてしまうなど睡眠不足になる事があります。そのため、寝る前数時間前の飲酒を避けましょう。さらに、何らかのストレスにさらされていると、不眠に陥りやすくなるでしょう。睡眠前に軽く運動をする事で適度な疲れが生じ、睡眠に導入しやすくなります。
また、アロマビューザーなどを枕元に置いたり、光を遮断するアイマスクを使用したりする事で五感が癒され、自律神経のバランスが整うのです。その結果、良質な睡眠がとれて、髪や肌が生き生きしてくるでしょう。

適度な運動を心がける

適度な運動をする事で、頭皮をはじめ、体全体に血液や酸素が十分に行き渡ります。また、適度な運動は程よい疲れをもたらして、睡眠に入りやすくしてくれる効果も高いのです。だからと言って、本格的にジムなどに通うまでもなく、自宅周りでできるウオーキングなどの有酸素運動などで無理のない血流促進を目指しましょう。

タバコは髪にも悪影響

喫煙率は低下しているものの、ストレス緩和などの目的で、現在でもタバコを吸う女性は少なくありません。タバコに含まれるニコチン成分は、毛細血管の収縮を起こすため、頭皮の血流が悪くなります。そのため、髪や頭皮に充分な量の栄養が行き渡らずに、痩せて細い髪しか生えてこなくなるでしょう。
そのタバコの主成分であるニコチンも、依存性の高い成分であるため、なかなか止められないという人が現状のようです。最近は髪や頭皮だけでなく、健康面を考えて禁煙外来に通ったり、禁煙グッズで禁煙に臨んだりする事も良いでしょう。

シャンプーで頭皮を整える

生活習慣の見直しと並行して行いたいのがシャンプーの見直しです。ですが、髪のボリュームをアップさせる目的で市販のシャンプーに対して過度の期待をかける事は控えましょう。もともと、市販シャンプーには元から髪の悩みを改善するために製造されていません。逆に、洗浄力など強い成分が多く配合されていて、頭皮や髪を傷めてしまう事もあります。
一方で、育毛剤を研究開発している会社から販売しているシャンプーであれば、髪だけでなく頭皮の事を考えた成分が配合されているため、髪だけでなく地肌にまで良い効果をもたらす事ができるでしょう。
育毛成分配合のシャンプーは、植物エキス成分などにより頭皮環境を改善し強くして、コシの強い髪に育てたり、毛穴の詰まりを除去する事で芯の強い髪を生やす事ができたりするのです。

育毛剤を使う

ぺたんこ髪を改善するために取り入れたいヘアケアアイテムのひとつに育毛剤があげられます。育毛剤には、じょうぶでハリやコシのある髪を成長させるために必要な有効成分が配合されています。中には美容師と毛髪診断士により共同開発された育毛剤もあるのです。
少し前までは、育毛剤と言うと、髪の薄い男性が使用するイメージの強いものでした。ですが、最近は、女性の薄毛、抜け毛に悩む女性に適した育毛剤が販売されていて、ここで注意したいのが、女性ホルモンの乱れに着目した女性専用の育毛剤を使う事が重要です。
ちなみに男性用の育毛剤は、皮脂を取り除く効果が強いため、女性が使用すると、頭皮の乾燥が生じて抜け毛や 細毛を引き起こす事になり、逆効果です。

ぺたんこ髪をふんわりさせるヘアセット

ぺたんこ髪をふんわりさせるには、ヘアセットも決め手になります。その過程はタオルドライからドライヤーセットまでの単調なものです。ですが、その中にも、ぺたんこ髪をボリューム感のあるヘアスタイルに蘇らせるポイントがあるため、紹介します。

タオルドライで水分を拭き取る

ドライヤーを使う前に必ずしておきたい事はタオルドライをする事です。これは、髪や地肌を傷める恐れのあるドライヤー熱を当てる時間をできるだけ短縮させるためです。しっかりと乾いたタオルや、吸水性の高いタオルで余分な水分をしっかり吸収させるイメージでタオルドライしましょう。
この時、髪だけでなく頭皮の水分も拭き取ることを忘れないようにしましょう。頭皮や頭皮近くにタオルを巻いて軽く抑えるようにします。また、髪部分はタオルで髪をサンドイッチ状態にして、キューティクルが壊されないように、挟んで優しく擦り合わせるようにします。

ドライヤーでボリュームアップ

タオルドライが十分にできたら、次はドライヤーで乾かしていきましょう。ドライヤーの熱が頭皮や髪を傷めてしまうため、ドライヤーをあえて使用せず、自然乾燥のみ、あるいは、タオルドライまでと言う人もいます。ですが、頭皮が湿り気のある状態が長く続くと、頭皮の臭いや痒みの原因となる雑菌繁殖が懸念されます。
さらに、生乾きの状態が継続すればボリュームのないぺたんこ髪に戻ってしまうでしょう。ドライヤーで乾かすという行為は、頭皮のトラブルを抑えつつ、ぺたんこ髪を防止するには欠く事のできない過程です。
ちなみに、髪の短い男性ならば早めに乾きますが、長い髪の女性は乾くまで時間がかかり、雑菌が繁殖しやすくなります。そう考えれば女性こそドライヤーを上手に使う必要があるでしょう。まずは、頭皮に直接熱風をあてないように8割程度を目安に乾かします。後ろから前方向、下から風を送り込むようなイメージを意識してドライヤーをあてていきましょう。
ボリューム感のある髪にするためにも上の方からドライヤーを当てるような乾かし方はしないようにします。また、注意したい点として、ドライヤーは頭皮や髪から20センチ以上離したところから当てるようにし、同じ部分にばかり当てないようにしましょう。
髪がしっかり乾いた段階でヘアスタイルが決まってしまうため、最後の仕上げに冷風で完全に乾かして終了です。こうした時に使用するドライヤーは、頭皮や髪に強すぎる熱を与えないスカルプモードタイプや、マイナスイオンを発生させるタイプが良いでしょう。

スタイリング剤のつけすぎに注意

ブローでボリュームを出したら、スタイリング剤を使用する事でそのヘアスタイルが維持されるでしょう。ぺたんこ髪に関してムースやワックスを使用してしまうと、その整髪料の重みにより更なるボリュームダウンになってしまいます。ぺたんこ髪には、こうした重みになる整髪料は避けましょう。
それよりも軽い仕上がりのスプレータイプを、ボリュームを出したい部分に施す事でぺたんこ髪をハリやコシのある髪に蘇ります。最近は形状記憶成分が配合されているタイプやふんわりとエアー感のあるタイプのスプレーが多種販売されているため、機能性を重視してセレクトしましょう。
また、整髪料の殆どに強い成分が配合されているため、地肌に刺激を与えて抜け毛を引き起こす事もあります。しかも、ワックスなどを頭皮につけてしまうと、頭皮の毛穴を塞いでフケやニキビトラブルなどのダメージを与えてぺたんこ髪を誘発してしまうでしょう。
さらには、その整髪料を落とそうと、必要以上に洗髪してしまうため、皮脂を余計に取り除いてしまいます。そのため乾燥を引き起こし頭皮が硬くなり、抜け毛がエスカレートするのです。整髪料はなるべく地肌にはつけないように注意する事が大切です。

ぺたんこ髪をでも似合う髪型

ぺたんこ髪だと、似合う髪型がなかなか見つからずに、いつも同じ髪型で過ごす事が多くなりがちです。ですが、諦めるのはまだ早く、美容室でぺたんこ髪について相談する事でショート、ミディアム、ロングまで髪質や骨格に合わせた最適なふんわりヘアが実現できるでしょう。
髪質はそう簡単に変わるものではないため、美容室でのカットやパーマなどはぺたんこ髪をふんわりボリューム感ある髪に変えるためにはとても有効な方法なのです。

ショート

ショートカット
画像提供:luxury salon wish

一番簡単にボリュームが出せるスタイルはなんと言ってもショートスタイルでしょう。夜はしっかりボリューミーにセットできたのに、寝返りや枕での摩擦などで朝はぺたんこ髪に戻っていたという事も少なくはないでしょう。
「朝の忙しい時間に、スタイリングやセットする時間が設けられない」と言う人にはぴったりの髪型と言えます。例えば、前下がりのショートボブのラインに沿ってカットし、頭頂部付近にレイヤーを入れて、程よいボリューム感を出します。この時、あえて分け目をはっきりつけない事がポイントです。
また、そうしたカットにしてもなかなかトップにボリュームが出せない。という人は、頭頂部付近に部分パーマをかける事がオススメです。こうして部分パーマを施す事で、根元が立ち上がりやすくなります。手ぐしだけでも、毎朝のスタイリングがきまるので、短時間にぺたんこ髪が改善されるでしょう。

ミディアム

ミディアム
画像提供:luxury salon wish

女性が一番お手入れしやすく、適度なアレンジも楽しめるのがミディアムスタイルでしょう。肩くらいまでのミディアムは、清楚感や知的感を与える長さです。ぺたんこ髪のミディアムは、顔の大きさを強調したり、暗い印象を与えかねないため、フェイスラインに沿ってレイヤーを入れて髪の動きを出したり、部分パーマで、内巻きに作ってもらいましょう。
特に梅雨時期や湿気の高い季節にはボリュームダウンするだけでなく、中途半端な髪がはねて扱いづらくなる事があります。そんなあらゆる髪悩みにも部分パーマは効果的に働いてくれるでしょう。部分パーマと言っても、薬剤により髪が傷みやすくなるため、パーマ処理後はしっかりとトリートメントケアをして髪のキューティクルを壊さないようにしましょう。

ロング

ロング
画像提供:luxury salon wish

ロングヘアは、ボリュームを出すのが一番難しいヘアスタイルと言っても過言ではないでしょう。髪が長ければ長いほどその重みで頭頂部のボリュームが出せずに、ぺたんこ髪を強調しやすくなります。ですが、トップにレイヤーを入れる事によってロングヘア特有のぺたんこ髪を目立たせず、ボリューム感を与える事が可能になります。
ただし、やりすぎ感のないように緩やかに動きを出すレイヤーカットを心がけましょう。また、ロングヘアで黒髪の人はそれだけでもタイトな印象を与えてしまうため、軽いブラウン系のカラーを施してあげる事が大切です。カラーも年齢相応に、ダークブラウンや、明るすぎないベージュなどがふんわり感を強調できるでしょう。

ぺたんこ髪のアレンジ

ぺたんこ髪をボリューム髪にしたい時に身についていると良いのがぺたんこ髪のアレンジヘアテクニックでしょう。アレンジと言うと、難しいテクニックが必要なのかと思いがちですが、忙しい朝だからこそ簡単なアレンジで一日のヘアスタイルを気分良くきめてみましょう。

くるりんぱで簡単まとめがみ

海外では、ヘアアクセの主流として大活躍のくるりんぱ。一見、難しそうに見えますが、実際はとても簡単で扱いやすいヘアグッズです。くるりんぱひとつで、ショートからロングまでさまざまなアレンジヘアに挑戦できます。
ぺたんこ髪のアレンジならば、上部にお団子を作って、くるりんぱするだけであっという間に、海外セレブのようなラフでボリュームあるヘアスタイルになります。また、ストレートやサラサラヘアの人はくるりんぱが戻りやすいため、くるりんぱを使う前に軽く整髪料を揉み込んでおいたり、ヘアアイロンなどでカールをつけておいたりする事が望ましいでしょう。
それでも、くるりんぱが難しいという人は、輪のついたスティック状のポニーアレンジスティックなどからスタートさせるのも良いですね。

トップにボリュームのあるハーフアップ

ミディアムヘアやロングヘアの方ならば、トップにボリュームをもたらしながら、サイドはすっきりとまる万能的なハーフアップアレンジを試すのも良いでしょう。ハーフアップにする事でつむじや、分け目を目立たせずに、横顔美人で清楚感があるヘアスタイルのオシャレが楽しめます。基本的なハーフアップアレンジのやり方は次のようなものです。

1) 頭部の上側半分にポニーテールを作ります。ポイントは、顔に対してやや前上がりになるような延長線上にポニーテールを作るようなイメージです。

2) ポニーテールの内側を二手に分けてゆるめに結び丸みを出しましょう。丸みを出す事で適度なふんわり感が出せるでしょう。

3) 最後に、左右の髪を中央にひとまとめにします。この時に緩める余裕や、全体的にほぐす余裕があると良いです。緩めずにカッチリきめてしまうと、タイトに仕上がってしまうため、ボリュームが出せなくなります。あまり、ほぐし過ぎるのもだらしなく見られたり、老けて見られたりするため、加減しながらヘアスタイルを整えていきましょう。

小物使いでボリューム感を出す

アレンジが苦手な方や、もっと髪型に華やかさをもたらしたい時に小物使いがとても便利です。小物は100円ショップで購入できるものから、アクセサリー店で購入できるものまで幅広く選べるでしょう。また、本格的にボリューム感を出したい人ならば、ウイッグ店で販売されている部分付け毛などもアレンジテクニックに取り入れて見るのも良いですね。
小物を使う事でヘアアレンジにワンランク上の上質感が得られます。また、ヘア小物を使う事で、ふんわりしたヘアスタイルが長時間キープできたり、様々なスタイリングに合わせやすかったりするというメリットがあります。

スカーフ

スカーフやターバンを使ってボリュームアップさせる方法は髪の量が少なくてどのようなアレンジも難しいと考えている女性にぴったりです。スカーフを編み込みに盛り込んでカジュアル感を出したり、ポニーテールを作ったら、スカーフを巻きつけてボリューミーにしたりとアレンジ幅は広がります。最も簡易的にできるのが、スカーフをカチューシャのようにするとトップの薄毛を目立たせずにしっかりカバーしてくれます。

ヘアバレッタ

ねじってパチンと留めるだけの至って簡単なヘアアイテムです。時間に余裕があるならば、まとめる前に、上から下に向かうように逆毛をたてると、更なるふんわり感が出せます。普段使いをするならば、べっ甲カラーで大人っぽくきめたり、花柄のヘアバレッタでコケティッシュ系にきめたりもできるでしょう。

カチューシャ

高度なアレンジが苦手で、クリップやウイッグも苦手という人は、カチューシャを使うのがベストでしょう。カチューシャはただ髪に通すだけの簡単なテクニックだけですから、 小物使いの中でも、最も簡単に装着できるアイテムです。

前髪クリップ

前髪クリップは、束ねるだけでなく、前髪のアクセントにもなります。斜め前髪にアクセントをつけるようにつければ適度なボリューム感が出せます。髪が短くて結んだりするのが難しかったり、伸ばしかけのまとまりにくい髪には最適なヘアアイテムと言えるでしょう。

バナナクリップ

最近、女性の間で人気のバナナクリップ。外見は、まるでバナナのような曲線を描いた可愛らしいクリップです。使用法も「開く、挟む、留める」の3ステップで量の少ないぺたんこ髪をあっと言う間に簡単にまとめます。
また、バナナクリップを外した時に髪に跡がつかない点も最大のメリットと言えるでしょう。髪の量に合わせてクリップのサイズも何段階か揃えられているので、ストレートヘアや、髪にコシハリがなくてバレッタなどをしてもスルスル落ちてしまう…というお悩みの方に最適です。

ポイントヘアウイッグ

本格的に髪の存在感をアピールしたい場合は、ポイントウイッグを活用しましょう。パチンと留めるタイプを使えば簡単に頭頂部や分け目などの目立ちやすい部位をカバーできます。またポイントヘアスタイルウイッグは、人工毛や人毛などから選ぶ事ができますが、自分の毛の色や質に合わせたものをセレクトしたいものです。

まとめ

髪の適度なボリュームがある事で、大抵のヘアスタイルはバッチリきまるものです。ふんわりとしたヘアスタイルは周囲に対して若々しく、ハツラツとしたイメージを与えられます。ですが、加齢や間違ったお手入れ、栄養の偏り、睡眠不足などの生活習慣の乱れにより、ぺたんこ髪になってしまう事があるでしょう。
ぺたんこ髪になってしまう事で、老けて見られたり、不健康に見られてしまったりなど、デメリットばかりが目立ってしまうのです。ですが、ぺたんこ髪は頭皮ケアとドライヤーテクニックで改善する事ができます。
また、美容室で、ぺたんこ髪でも扱いやすいヘアスタイルにしてもらったり、多彩なヘアグッズを使用したりして、簡単にアレンジするなどすれば、ぺたんこ髪はふんわり感のある若々しいヘアスタイルに変わるのです。今までぺたんこ髪が原因で、ヘアスタイルを変える勇気がなかった。と言う人はぜひ頭皮ケアとドライヤーテクニックをマスターしてみましょう。
Hidada
久田 篤
発毛診断士

プロフィール

日本臨床医学発毛協会認定の発毛診断士。自身も薄毛で悩んだ経験から育毛業界に参入、育毛剤やシャンプーの研究開発に携わる。また、育毛開発プロデューサーとして薄毛に悩む顧客に対し、多くの発毛成果を上げ様々なニュースサイトで取り上げられる。美容室コンサルタント、育毛コンサルタントという顔もあり、過去の発毛実績を基に『最後に読む育毛の本』を出版。久田篤のブログ:髪フサフサ.com(http://husa-husa1ban.com/