髪が細い男の人は薄毛になりやすいなりやすい|原因から正しい対策方法を解説

髪の毛の太さというのは生まれつき違いますが、本来の太さから細くなってしまうということは少なくありません。細くなってしまった毛というのは薄毛の兆候であるため、なぜ細毛になったかという原因をしっかりと把握して、それに正しい対策を施して改善していかなくてはあなたの頭皮から髪の毛が無くなってしまう可能性も高くなってしまいます。
そこで今回は、髪が細くなってしまう原因はどういったものがあるか、それに合わせた対策方法を紹介していきます。

Hidada
久田 篤 監修
発毛診断士

目次

  1. 01髪が細くなってしまう原因とは
  2. 02自分の髪が細くなってきたかセルフチェックをしよう
  3. 03細くなってきた毛を放置すると薄毛に発展してしまう可能性も
  4. 04細毛から太毛になるための対策
  5. 05髪が細い男に似合う髪型とセット方法
  6. 06まとめ

髪が細くなってしまう原因とは

髪というのは年齢とともに細くなってしまうと一般的に考えられており、最近では20代という若さで髪が細くなってきて薄毛に悩んでいるという人も増加しています。
まずは、なぜ細毛になってしまうのか原因を知らなくては対策のしようがないので、どういった原因があるのかを見ていきましょう。

頭皮に合わないシャンプーを使っている

髪の毛を細くする原因に頭皮に合わないシャンプーを使っているということが挙げられるのですが、意外にもシャンプーを軽視している人が多いように見受けられます。
あなたはシャンプーを選ぶ際、どのようなことに気をつけて購入してますでしょうか。
恐らく「CMや広告で見たから良さそうと思った」、「値段が安くてコスパが良いから」といった理由が大半ではないのでしょうか。
それでは自分の頭皮に合ったシャンプーを選んでいるとは言い難く、中には自分の頭皮タイプに合っていないシャンプーを使っているために細毛になってしまったという例もあります。
具体的には、乾燥肌の頭皮の方は、洗浄力の強いシャンプーを使ってしまうと必要以上の皮脂を洗い落としてしまうため、保湿ができずに乾燥が加速してしまうといった具合です。
頭皮の状態というのは髪の毛の成長に深く関わっており、乾燥した土地に良質な作物ができないのと同様に、乾燥した頭皮には健康な髪の毛は生えてこなくなってしまいます。
特に男性は皮脂が余分に分泌されてしまい、皮脂によって薄毛や細毛になってしまうものと皮脂の役割を理解せずに敵だとみなしていることが多いです。
たしかに過剰に分泌された皮脂は皮膚常在菌のエサとなり、炎症を起こしやすく抜け毛を誘発しやすいですが、必要最低限の皮脂であれば頭皮の乾燥から守り、紫外線のダメージを軽減させるなど細毛になりにくい環境を整えてくれます。
自分の頭皮のことを考えずにシャンプーを選んでいるのであれば、もしかすると細毛を自分自身で生み出しているかもしれません。

栄養バランスの偏った食生活

食生活について現代人は乱れがちだという話はよく耳にすると思いますが、栄養バランスが偏ることによって髪の毛にも影響を与えてしまいます。
髪の毛に必要な栄養は、タンパク質をはじめビタミン・ミネラル類であり、これらのものをバランス良く摂らなければいけません。
特に野菜から摂取できる栄養が不足しがちな人が多く、それによって髪の毛の成長に必要なエネルギーが作られないために細くなってしまうことが考えられます。

また、インスタント食品やレトルト食品といった簡易に調理できる食品が増えていることも、栄養バランスが偏る原因になっています。
インスタントやレトルトといった食品は、食事の手間を省き長期保存ができるという点を目的としていますので、栄養面で考えると望ましくない食品となっています。
仕事が忙しい人や家事をしない人にとっては重宝できる存在となっているため、ついつい依存してしまい栄養バランスの偏りが生じるのです。

それ以外にもコンビニやスーパーで販売されている弁当やおにぎり、サンドイッチ等、一見手作りの様に見えてしまう食品の中にも食品添加物によって、その食材が本来持つ栄養成分を十分に摂取できない可能性もあります。
栄養を十分に補給できないと徐々に栄養バランスは偏り、次第に栄養不足となってしまい、太かった髪の毛に栄養を供給できなくなり徐々に痩せ細っていくといった悪循環を生んでしまうのです。

運動不足、コリによる血行不良

時代が進むにつれて身体を動かして仕事をするよりもPCを使ってデスク上で仕事をするという職種が増えてきました。
それに加えて、残業が当たり前の風習が浸透しつつあるため、プライベートの時間の確保ができない人も増えています。
そうして起こる運動不足や長時間椅子に座ることで起こる首・肩・腰のコリは、血行不良によって毛を細くしてしまう原因です。

血行不良がなぜ細毛につながってしまうのかわからないという方もいるでしょう。
血液というのは赤血球や白血球といった成分の他にも各細胞に届けるための栄養素も含まれています。
それは髪の毛の成長に関わる栄養素も例外ではなく、運動不足で血液の流れが悪くなると頭皮へ栄養が巡りづらくなり、細毛になってしまうというメカニズムです。
コリというのは疲労物質がその部位に溜まるだけでなく、血行不良になることでも起こります。
頭皮へと送る血液は心臓から流れていきますので、首や肩が凝っていると血液が流れにくくなるため、コリによる血行不良もまた細毛を招く原因となるのです。

度重なるカラーやパーマ

イメージチェンジのためにカラーリングやパーマをかける人も多く、今では多彩なヘアアレンジで個性を出すことができます。
しかし、だからといって2~3ヶ月に1回や1ヶ月に数回といった頻度でカラーリングやパーマをかけてしまうと髪と頭皮に負担をかけ、細毛のリスクを高めてしまうことになるので注意が必要です。
カラー剤やパーマ剤に含まれている成分は、髪の構成物質を破壊、変形させてしまうので髪の毛自体が傷んでしまい切れ毛や枝毛ができやすくなります。
この薬剤が頭皮に付着してしまうと頭皮がダメージを受けてしまうので、炎症を起こして細毛だけでなく抜け毛も増えてしまうこともあるので、気をつけなければならないでしょう。
美容室で行うカラーやパーマは、極力髪や頭皮に負担がかからないような成分で作られていることが多く、頭皮に付着しないよう最大限の配慮をしています。

一方、市販のカラー・パーマ剤は大衆向けに作られているため微細な調節が利かないという特徴があり、また、作業するのは自分自身や素人が行うために頭皮に付着のリスクを高め、細毛になりやすくなってしまうためオススメできません。
いくら美容室でプロがカラーやパーマを行うとしても、回数を重ねれば重ねるだけ頭皮に付着する可能性も増えてしまいますので、度重なるカラーやパーマは細毛になりやすくなるということがわかるかと思います。

飲酒・喫煙

仕事上の付き合い、プライベート、ストレス解消のために飲酒や喫煙を嗜む機会は増えることが多いです。
お酒の美味しさや酔うことの楽しさ、喫煙をすることで気持ちを切り替えられるということを知るのは良いですが、あまり深酒や1日に何本もタバコを吸ってしまうと髪の毛の健康を損ねてしまうことも視野にいれておかなくてはいけません。

まず飲酒ですが、お酒というのは体内に取り込むことでアセトアルデヒドに分解されるのですが、アセトアルデヒドは人体にとって有害な物質なため、無毒化するために各器官がフル稼働する必要があるのです。
お酒を飲んでから無毒化されて体外へ排出されるまでに大量の栄養素を消費しなければならないので、髪の毛を成長させるために必要な栄養素が不足しがちになります。

喫煙というのは体内のビタミンCを破壊するだけでなく、毛細血管が収縮してしまうというデメリットがあるので頭皮に送られる血流量が低下し、栄養を補給していたとしても血行不良によって栄養が届きにくくなり、細毛になりやすい環境になってしまいます。

男性ホルモン

男性ホルモンの中でもDHT(ジヒドロテストステロン)と呼ばれるホルモンは、AGA(男性型脱毛症)と呼ばれる症状を誘発してしまいます。

DHTに関しては、AGAを引き起こす男性ホルモン「ジヒドロテストステロン(DHT)」とは~男性ホルモンに共通の役割とDHTの特徴からAGA治療薬がDHTを減らす作用の仕組みまで解説」にて解説しています。

このDHTが増えると、髪の毛が太く成長する前に抜けてしまうことで、細い毛が多くなってしまいます。

自分の髪が細くなってきたかセルフチェックをしよう

自分の髪が細くなっているのかどうかを把握するためには、過去の自分の髪の毛の太さと比べてどうであるかを比較しなければいけません。
ただ、中々髪の毛をずっと見てきているという人も少ないので、どれぐらいの太さだったのかを明確に覚えている人もあまりいないでしょう。
自分の髪の毛が細くなってきているサインをしっかりとつかんでおけば、細くなりつつあるのか見抜くことができるので、一度セルフチェックをして現在の髪の毛の状態を振り返ってみてください。

抜け毛の量が多くなっていないか

髪の毛は1日50~100本ほど自然に抜けると言われています。
床に落ちている髪の毛や排水溝に集まっている髪の毛の量が、この自然に抜ける量よりも多い、あるいは多く感じるのであれば、それは抜け毛が増えているかもしれないので注意が必要です。

短い毛が抜ける様になったら要注意

抜け毛の量と同様に見てほしいのが抜けている髪の毛の長さです。
自分の髪の毛の長さよりも短い毛が抜けているのをよく見かけるようになった場合、髪の毛が成長途中で抜けてしまっている可能性があります。
成長途中で抜けているということは、頭皮に何らかの良くない現象が起こっているということなので特に注意が必要だということを覚えておきましょう。

髪が濡れた時に頭皮が見えるようになってきた

髪が細くなるということは一本一本が占める面積が減るということと同じ意味ですので、それだけ頭皮の地肌が見えやすくなってしまいます。
シャワーやお風呂上がりに髪が濡れている状態で、いつもだったら見えなかった頭皮が見えるようになってきている場合も髪が細くなってしまっている可能性があるでしょう。

生え際の産毛が多くなってきた

おでこの生え際は産毛が生えていることも多いですが、産毛が多くなってきたと感じる時も少し注意が必要です。
薄毛が進行する場合はおでこから後退していくこともよくあり、その際に生え際の抜け毛や細毛が多くなってしまいます。
薄毛が進行している部分も全く生えなくなるわけではなく産毛が生える場合もあるので、生え際の産毛が多くなると感じるようになったということは、つまり薄毛が進行している状態ということなので細毛も次第に増えてきてしまう危険信号です。

毛根の形が変形していないか

抜け落ちた髪の毛根がどのような形をしているかによっても、細毛になっているかどうか判断することができます。
ただ、現在頭皮に生えている毛を抜いて毛根の状態をチェックしようと考えている人がいるかもしれませんが、あまりたくさんの数を抜いてしまうとそれが原因で薄毛に発展することもありますので、抜け毛から毛根をチェックするのが良いでしょう。

マッチ棒タイプは正常な毛根

正常に成長を遂げ、自然に脱毛する髪の毛の毛根というのは楕円形のマッチ棒のような形をしています。
この状態の毛根であれば、健康的に育っている証拠なので問題はありません。

膨らみが小さい

毛根の膨らみが小さい、あるいは楕円形にはならず毛先のように小さく細くなっている毛根は、栄養が足りておらず成長が上手くできていない状態です。
栄養不足によって抜け毛が発生している可能性がありますので、栄養バランスや血行不良になっていないかを見直す必要があります。

細くなってきた毛を放置すると薄毛に発展してしまう可能性も

髪の毛が細くなってきたという事実を受け止めずに放置する、あるいは一時的なものだからと油断をしていると細い髪の毛だけでなく抜け毛も多くなってきていずれは薄毛になってしてしまうという可能性も大いにあります。
薄毛になってしまってから対策をするのでは遅く、回復するまでに多大な時間と労力が必要です。
そこで治らないからと挫折してしまう方をよく見かけるので、大切なのは早め早めの適切な対処だということを知っておきましょう。

細くなってきたのは髪に元気が無くなってきたと同じ

髪の毛が細いということは、髪の毛に元気が無くなってきたと言っても過言ではありません。
身体が元気になるためには栄養や適度な運動が必要なのと同じように、元気で太い髪の毛を生やすためには栄養と血液の流れをスムーズにすることが必要不可欠です。
体調が悪いのに休養も食事も取らずに生活をしていると段々と衰弱してしまいますので、髪の毛にとって元気になるような行動を心がけなければ、そのまま抜け毛が増えて薄毛になってしまうでしょう。

AGAの初期症状による細毛

AGAというのは抜け毛が増えてきてしまい薄毛になるということは解説しましたが、このAGAの初期症状の中に細毛になってしまうという症状があります。
細毛というのはただ単に細くなっているというだけではなく、更に頭皮環境が悪化してしまう前兆として捉えることが重要です。

細毛対策をしてフサフサの太毛を目指そう

症状が進むと薄毛になってしまうことも考えられる細毛には、早め早めの行動と適切な対策を施していくことが何よりも大切です。
少し髪の毛が細くなってきた気がすると感じた時点で対策の始めどきなので、後で良いやと気楽に考えることはせずに、真剣に取り組む姿勢でいきましょう。

細毛から太毛になるための対策

細毛から太毛になるためには自分の普段の行いを振り返り改める必要があります。
では、どういった行動が適切な対策になるのか、先ほどの細毛になってしまう原因から考えると以下の行動が最善策と言えるでしょう。

頭皮に合ったシャンプー選び

シャンプーの選び方が間違っている人の場合は、自分の頭皮に合ったシャンプーを使うということを念頭にシャンプーを選ぶ必要があります。
そのためには自分の頭皮が乾燥肌タイプなのか脂性肌タイプなのか、あるいはどちらでもないのかを把握しなければいけません。

乾燥肌なのであれば洗浄力の強すぎないシャンプーが大前提なので、頭皮に優しいアミノ酸系シャンプーを選ぶと良いでしょう。
脂性肌の場合、必要以上の皮脂が分泌されているため乾燥肌の人よりも洗浄力が強めのシャンプーを選びがちですが、実はそうではありません。
頭皮の皮脂を洗い落としてしまうと、身体では余計に皮脂を分泌するように機能してしまうので、悪循環を生んでしまった結果、脂性肌になっているという可能性があるのです。
その場合も頭皮に優しい成分であるアミノ酸系シャンプーを使用することをオススメします。

栄養バランスの整った食事

栄養バランスの整った食事をしようと考えた場合、まず何よりも野菜を積極的に取り入れていくことを検討した方が良いでしょう。
現代人は野菜不足が問題視されていますので、緑黄色野菜をスーパーや生鮮市場で購入して調理したものを食べるようにしてください。
既に野菜をカットしているものや加工済みのものというのは保存できるような処理をしている場合が多く、それによって栄養価も低くなっている可能性があるので注意しましょう。

また、野菜の他にも大豆に含まれている大豆イソフラボンも髪にとって嬉しい効果が期待できます。大豆イソフラボンは女性ホルモンであるエストロゲンと類似の働きをしてくれると言われており、エストロゲンは髪の健康を保つために良い影響を与えてくれます。
大豆は味噌や醤油に使われているだけでなく、豆腐、納豆、豆乳と日常で良く目にすることが多いです。
調理をする手間は増えてしまうかもしれませんが、バランス良く栄養を補給するということは髪の毛を太くする上で非常に重要な要素となりますので手を抜かないように気をつけていきましょう。

頭皮の血行促進

頭皮の血行を促進することで、栄養バランスの整った食事が更に効果の期待できるものになります。栄養を十分に補給しても、血の流れが悪いと十分に髪の毛に届かないので非常にもったいないです。
1日30分のウォーキングやヨガ、ストレッチと自分が続けやすい運動を続けられるペースで行いましょう。
ダイエットのように何時間もきついトレーニングを行うという必要は全くありませんので、継続して行うということを念頭に自分ができる運動をして血行促進を狙っていきましょう。
また、頭皮マッサージをすることでも血の巡りは良くなります。
その場合、頭皮だけでなく首や肩のマッサージも一緒に行うと、心臓から流れてくる血液の通り道をスムーズにすることができるので効果的です。

抜け毛ホルモンの抑制

AGAの原因である抜け毛ホルモンのDHTを抑制することも細毛予防に繋がります。
大豆に含まれる大豆イソフラボンは先ほど紹介したようにエストロゲンと類似の作用を示すため、男性ホルモンの働きを抑制することに期待ができるでしょう。
また、育毛剤に含まれている成分の中にはDHTの生成を抑制するものがありますのでこの機会に使用してみるのも賢い選択です。

節度ある生活習慣

暴飲暴食は身体に負担がかかりますし、飲酒や喫煙も絡んでしまうと栄養が不足してしまうことも考えられます。
また、睡眠不足によって免疫力が低下すると髪の毛の成長にも影響を与える可能性があるので、節度ある生活習慣を送ることを目指してみましょう。
仕事の付き合いでの飲み会であった場合も、1杯目以降はノンアルコールにする、あるいはアルコールを薄めてもらうなどの対策をすることが太毛へと改善する第一歩です。
飲酒喫煙ともに止めることは厳しいという人も多いかもしれませんが、摂取量を減らしていく努力から始めていきましょう。

髪が細い男に似合う髪型とセット方法

髪を以前までのように太くすることを目指していくと决意したとしても、急には太くなりませんので現在生えている細毛とある程度の期間は向き合っていくことも考えなければなりません。そうすると気になってしまう点として、髪型はどのようにすれば良いのかということでしょう。
では次に、髪が細くても似合う髪型、セット方法について見ていきましょう。

パーマはセットも楽で細さも気にならない

パーマにより細い髪がより細くなってしまわないか、あるいは細いのが目立ってしまわないか不安に思う人もいるでしょう。しかし、パーマをあてることによって毛のボリューム感を上げることができるので、細さが気になる人にはうってつけです。
ただし、パーマを1ヶ月に何度も行ってしまうと髪が傷んでしまう、あるいはパーマ液が頭皮に付着するリスクを高めてしまうので、一度パーマをあてたら2~3ヶ月は空けて頭皮を休ませてあげる期間を設けましょう。
パーマをあてたらセット方法は特に技術はいらず、軽くワックスをつけるだけでも束や流れをつくることができます。ワックスも使いたくないということであれば、美容師さんにその旨を伝えることで流れを少し強調してあててくれますので申告するようにしましょう。

細い髪はショートが似合う

細い髪を伸ばしてしまうとスキマから地肌が見えてしまうため、より細い髪の毛が目立ってしまうことになります。
その点ショートにすることで地肌と髪の色のギャップが少なくなるので目立ちにくくおすすめです。
ショートでも今はソフトモヒカンやショートレイヤー等のヘアスタイルが多岐にわたりますので、ヘアカタログを見て自分の髪質に合いそうなものをピックアップしてみると良いでしょう。
ショートもセットはそこまで難しいものは無く、髪を濡らしてドライヤーで髪の流れを作ってあげることで、さほどワックスもいらずに理想の髪型にすることができます。

坊主やスキンヘッドもアリ

細い髪にいちいち気を遣うのがめんどくさいということであれば、坊主やスキンヘッドにしてしまうのもアリでしょう。
坊主ですとワックスをつける必要もありませんし、寝癖もつかないので朝の仕事の準備に手間取ることもありません。
ただ、スキンヘッドは1~2日経つと髪が生えてきてしまいますのでその都度処理をしなければならないと細毛に悩まされない代わりに手間一つ増えるという問題が出てきます。
また、細毛から太毛になったのかわからないため、スキンヘッドにするのであれば、細毛対策をし始めた初期の頃にして、髪の毛の具合を確かめるために中盤は少し生やしてみるというシフトチェンジを上手く活用しながら見ていきましょう。

まとめ

人によって細毛になってしまう原因というのはそれぞれ違ってきますので、それに合わせて効率の良い対策をしていくことが太毛になる秘訣です。
細くなってしまった事実はどうやっても覆ることはないので、まずは自分の中で細くなってしまったことを受け入れて、絶対に治してやるという強い意思で臨んでいきましょう。
Hidada
久田 篤
発毛診断士

プロフィール

日本臨床医学発毛協会認定の発毛診断士。自身も薄毛で悩んだ経験から育毛業界に参入、育毛剤やシャンプーの研究開発に携わる。また、育毛開発プロデューサーとして薄毛に悩む顧客に対し、多くの発毛成果を上げ様々なニュースサイトで取り上げられる。美容室コンサルタント、育毛コンサルタントという顔もあり、過去の発毛実績を基に『最後に読む育毛の本』を出版。久田篤のブログ:髪フサフサ.com(http://husa-husa1ban.com/